出発の朝とは言えない午前11時過ぎ、私達は当初の予定の成田空港では無く、変更地である羽田空港へと向かっていた。
今回は時間にかなり余裕があるという事からいつもの浜松町駅のモノレールでは無く、たまには違う道をという事で品川駅から向かう事に。こういう時は得てしてトラブルが発生するものだが、いたって順調に羽田空港国際に到着した。
目次
羽田空港国際ターミナルに到着
くそ長いエスカレーターを昇って行くと出発ロビーに到着。モノレールだと改札をくぐると目の前が出発ロビーなのでちょっとだけ味気ないのですが、この長いエスカレーターを昇っていると嫌が応にも旅の高揚感が出てきます。
出発ロビーに到着です。この日は平日にもかかわらず、出発ロビーには結構な人がいました。前回の時はガラガラだったので倍近いんじゃないでしょうか?とりあえずエアチャイナがどこのカウンターなのかを調べます。
エアチャイナショック!!
(。´・ω・)ん?なんかおかしいな。。良く見ないと。。
(;゚Д゚)
(゚Д゚;)
(;つД⊂)ゴシゴシ
(゚Д゚)え?
なんじゃこりゃ!
自分らの便が1時間ちょっと遅れてるのは仕方がない、いや全然良くはないんですがエアチャイナに乗る以上、この程度の遅延は織り込み済みなわけです。北京空港での乗り継ぎ時間は2時間あるのでまだ1時間程度の余裕はある、慌てる必要は無いのです。
ただ問題なのが現在時刻12:30で
07:20、08:30の便がまだ飛び立っていない、これが問題である
08:30は17時予定となっているので別として普通に考えるとこの07:20便が飛び立った後に自分らの便が飛び立つ事になるはずだ、だがしかし、現在時刻は先ほども言った通り12:30分である。
搭乗開始のマークも無い、つまり変更後の時刻も過ぎ、さらなる遅延になっている事になる。とりあえず事情を聞かないと話にならないのでエアチャイナのカウンターに急いで向かう事にした。
大混雑のエアチャイナカウンター
急いでエアチャイナのカウンターに向かうとそこには長蛇の列があった。
さすがにこれだけの遅延だと乗り継ぎの場合、当然間に合わないだろうから便の変更などの手続きもあり、ひとりひとりに時間がかかっているようだ、実際に揉めている現場も目撃した、中国語で何を言ってるのかさっぱり分からなかったが、怒っている雰囲気だけは感じられた。
この列に並ぶのはさすがに怠い、だがしかし、私達はなにを隠そう、ビジネスクラスである。長蛇の列とは無縁なわけだビジネスクラスのカウンターはというと
誰も並んでいません。この旅で初めてのビジネスクラスで良かったと思った瞬間だった。カウンターにはいる人たちだけですぐに順番が回ってきます。横を見ると長蛇の列
これだけでもビジネスクラスにした甲斐があったってものです。まあこの後どれだけ待つ事になるかはサッパリ分かりませんが。
待つ事数分で自分らの番が回ってきました。どうやら北京空港の周辺が強風と雨で着陸が出来なくなっているみたいで、上空に多数の着陸許可待ちの飛行機がいるため、出発許可が出ないという事みたいです。
15時出発予定になっているが、定刻通りに飛び立つかも分からないそうで、どれだけ待つかは北京空港次第なんだそうです。
これで早くも北京空港の乗り継ぎ失敗にリーチがかかったわけですが、自分らにはどうする事も出来ません。出来る事はラウンジで酒を飲むこと位です。
隣のカウンターの方は内容までは聞き取れなかったのですが、乗り継ぎの便の問題なのかかなり苛立って雰囲気でちょっと喧嘩腰でカウンターの方と話をしていました。
そしてチケットを受け取り、あまり聞きたくなかった北京空港で乗り継ぎ失敗したときの対処法などを説明してもらいました。
ただこの説明してもらった方法は役に立たなかったとだけ伝えておきます。外でフラフラしていてもする事が無いのでとりあえずANAラウンジに向かう事にしました。
ビジネスなのに通れない優先保安検査場を通り過ぎ一般保安検査場へと向かいます。さすがに保安検査場はガラガラで一般検査場でも、ものの数分で通過する事が出来ました。
ANAラウンジ再び
前回同様にANAラウンジへと向かいます。実に4か月ぶりの訪問になります。場所も前回と同じラウンジを使用します、羽田空港国際ターミナルには2か所のANAラウンジがあるのですが
丁度閉まる時間で入る事が出来ません、いい加減もっと長い時間解放してくれませんかね??
このエスカレーターが特別感を演出してくれていてちょっとだけVIPな気分になれます。国内線のANAラウンジにも沖縄、宮古島に行く時に入りましたが、国際線のANAラウンジはやっぱり国内線とは一味違います。
ラウンジの入り口で受付を済ませ中に入っていきます。今回は前回よりも人は少な目で、いつも埋まっている窓際の席もポツポツと空きがあり座る事が出来ました。
ANAラウンジで軽い食事
前回はANAラウンジ初体験という事で調子に乗ってあれもこれもと食べた結果、折角のビジネスクラスの機内食がお腹いっぱいで全部食べる事が出来ませんでした。前回と同じ失敗をしないためにANAラウンジの定番のANAカレーだけにして軽めの食事をとります。
後はひたすら酒を飲んで我慢します。
鳴らないエアチャイナのゲートオープン
そして待つ事2時間弱、現在の時刻は14:37分です。
ようやく表記が変更され遅延から間もなくご案内の表記になりました。ただ気になるのが未だに朝の便が飛び立っていないという事です。少しの遅れ程度なら、まぁ許容範囲と言えます。
ゆっくりと呼び出しがあるまで写真でも撮って待っている事にしましょうか。
~~~~1時間後~~~~
現在15:40分。。予定の離陸時間はとっくに過ぎているのに未だに案内される気配がありません。。
エアチャイナのゲートへと確認へ
さすがに乗り継ぎ時間が厳しくなって焦ってきたのでどうなってるのか確認するためにANAラウンジを飛び出しゲートへと向かいます。というかすでに本来の定刻より2時間近く過ぎているので正直北京での乗り継ぎは絶望的といえる状況になってきました。
でもせめて現状だけでも確認するためにカウンターへと向かいます。行くまで気付かなかったのですが、今回のエアチャイナの便は遅延の関係かは分かりませんが、沖止めになっていました。
一階のバス乗り場付近まで降りるとそこには沢山の人がいました。自分らはビジネスクラスなのでANAラウンジが使えていましたが、この人たちは2時間ここでずっと待っていたのかと、考えるとなかなかキツイものがあります。
これもビジネスで良かったと思った事のひとつでした。
エアチャイナの係の人に確認すると未だに出発の許可が出ないとのこと、後1時間位はかかるとの言葉にもう乗り継ぎは諦めるしかありません。
乗り継ぎが不可能なのには薄々は感じていましたので、私も友人も仕方ないかと諦めの境地です。そこで係の人がお詫びとしてこんなものをくれました。
1500円のお食事券です。こんだけ待って1500円ってさすがに安くないか!?しかもご丁寧に食事のみに有効でドリンク類には使用不可に書かれています。すでにANAラウンジで食べているので正直微妙。。
さらにこの時はじめは1000円エコノミー用の食事券をくれやがったんですよ
確かにビジネスに乗りそうな風貌は全くしていなかったですし、前回なんて飛行機に乗るときビジネスの入り口で止められましたけど
私どんだけビジネスクラスに乗ら無さそうな、ミスターエコノミーに見えるんですかね!?
チケットを確認した係の人が慌てて取り換えてくれるのを複雑な顔で眺めていました。
エアチャイナからのお詫びのお食事券で買える一番高い物を食べる
ただでさえ遅延と乗り継ぎが出来ない事で苛立っていたところにエコノミー扱いされてイライラがアップしたため、とりあえずこのチケットで買える一番高い物を食べる事にしました。それがこちらです。
あまりお腹も空いていなかったので量より質を優先して5艦で1480円もする高級お寿司です!普段食べれないお値段のお寿司にあっさりと陥落してコロッと機嫌を治してしまった私でした。
まとめ
4か月ぶりのエアチャイナビジネスで行くバンコクへの旅の始まりは、いきなりの波乱の幕開けになりました。正直北京空港でこうなる事は想定していたのですが、まさかスタートの羽田で躓くとは思いませんでした。。
天候の問題であり、エアチャイナの問題では無いのは分かっているのですが、さすがに2連チャンでやられるとさすがにエアチャイナに対しての印象がどんどん落ちていってしまいますね。
ちなみにTwitterで遅延時の対応を見ていたら、タイ航空でも3000円の券がもらえたりするそうです。そのあたりを帰国後に聞いてまたイラっとするポイントだったり。。
初めまして、こんにちは。
密かに読ませて頂いております。
ミスターエコノミー+お寿司の辺りツボでした笑
これからも拝見させて下さい。
>>K様
コメントありがとうございます、こんな駄文読んでいただけて光栄です< (_ _)>
エコノミーネタは他の時にも結構やられてるのでビジネスがよっぽど似合わないんでしょうね。。
お寿司は美味しかったです( ˘ω˘ )